2023年4月我が家の竹林にもたけのこが出始めました。
たけのこ掘りも見つける楽しみがあり、ワクワクします。
茨城では、4月から5月初旬ぐらいがたけのこが出る時期となります。
旬のたけのこを頂くには、どのような調理方法が美味しく頂けるのか?
その年の初物で頂くときは、たけのこ本来の風味を感じることのできる
『土佐煮』『たけのこと油揚げの炊き込みご飯』『たけのこの味噌汁』
がおすすめです。
他にも油との相性も良く、いろいろなお料理に付け加えることができて楽しむことができます。
農家でつくる定番たけのこ料理3選
たけのこのあく抜きがが終われば、調理は簡単です。
たけのこの土佐煮
味のしみた土佐煮、冷めてもおいしいです。
お弁当のおかずにもいかがですか?
材料(土佐煮)
たけのこ 150g(あく抜き済み)
水 250cc
顆粒かつおだし 小さじ1/2
醤油 大さじ2
みりん 大さじ1.5
砂糖 大さじ1.5
鰹節 5g
作り方(土佐煮)
①あく抜き済みのたけのこを切ります
②鍋に鰹節以外を入れて5分煮ます。
あくが出てきたら取り除きます。
③鰹節をいれてさらに5分煮て出来上がりです。
火を止めてすこし置いた方が味が染みて美味しいです
土佐煮をアレンジして炒め物に
たくさん作った土佐煮、立て続けに出すのも飽きられそうですよね。
ごま油で土佐煮、鶏ガラスープの素、豆板醤、ニンニク調味料を少し足して炒めてみました。
ご飯のおかずになります。
たけこのご飯(シンプルな油揚げとたけのこの炊き込みごはん)
たけのこご飯もいろいろあります。炊き込みご飯や混ぜご飯、味付けも各家庭いろいろだと思います。
私は、母の味でもあるシンプルな油揚げとたけのこの炊き込みご飯が、旬のたけのこの風味を感じることが出来ます。
材料(たけのこごはん)
お米 2合
たけのこ 200gぐらい(あく抜き済み)
油揚げ 1枚(油抜きします)
醤油 大さじ 1.5
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
塩 小さじ1/3
砂糖 大さじ1/2
顆粒かつおだし 小さじ1
水 適量
私の水加減は、たけのこ・油揚げを入れる前に米、調味料をいれて、炊飯器の釜の2合ラインよりやや少なめで水をいれます。
作り方(たけのこごはん)
①お米を研ぎます
②たけのこと油抜きした油揚げを切ります。
③お米と調味料と水をいれ、かるく混ぜます。
④釜にたけのこと油揚げを入れます。
⑤炊飯し出来上がったら軽く全体を混ぜましょう。
炊き立ても美味しいですが、冷めても美味しいです。
たけのことわかめの味噌汁
通常のお味噌汁の作り方で具をあく抜き済みのたけのことわかめにします。
きぬさやや春キャベツなどと一緒に入れても美味しいです。
定番3選以外のたけのこ料理
油との相性も良いので炒め物に
チンジャオロース
牛肉と卵のオイスターソース炒め
ほうれん草と春キャベツの和風パスタ
筑前煮(自家製スライス干しシイタケを使って、作りかた記事はこちら)
他にも天ぷら、野菜炒め、うま煮、煮物、中華おこわなど万能に入れることが出来ます。
たけのこのあく抜き
私は、米のとぎ汁でよくあく抜きをします。
そのほかの方法としては、ぬかと赤唐辛子であく抜きする方法、重曹を使う方法がよく知られています。
私の場合は、ぬかは、たけのこの量が多いのもあり切ってあく抜きするとたけのこの隙間にぬかが入り、洗い落とすのと排水がちょっと苦戦するのもあり、ご飯を炊く次いでにととぎ汁を使うことが多いです。
米のとぎ汁は、すぐ作れますしね。足りない時は、水とお米を足します。
米のとぎ汁で『たけのこ』のあく抜き
たけのこのえぐみを取るのに大切なことは、掘ってあまり時間を置かずあく抜きすることが大切です。
量が多い時は、皮は剝いてしまいます。(鍋に入りきらないので)
鍋に入りきるように半分にしたのもあります。
たけのこがとぎ汁にかぶるように鍋に入れます。
今回は、米のとぎ汁がすくないので水を足して一握りの米も入れました。
落し蓋と蓋をして40分から1時間程度火にかけます。
*吹きこぼれ注意です。
火を止めて蓋をしたまま、灰汁に漬けたまま一昼夜放置します。
煮たときのままのにしてください。
すぐに流水で洗ったりするとあくが抜けきらなくなってしまいます。
*ビタクラフト鍋なら沸騰から30分IHで火にかけ放置でできます。
くわしくはこちら ビタクラフト公式 優れもの鍋 全面多層構造 『熱しやすく冷めにくい』
一昼夜放置したたけのこをきれいに洗ってきれいな水に入れます。
使用まで冷蔵庫で保管します。
毎日水を取り替えながら一週間程度で食べきるようにします。
春の旬食材!たけのこ まとめ
年間通して水煮の状態で購入できるたけのこですが、やはり掘りたてのたけのこをあく抜きしていただく『土佐煮』『たけのこご飯』『たけのこの味噌汁』は、この時期の最高ごちそうです。
米作り農家にとっては、苗づくりの種まき~田植え時期の期間がたけのこが出る時期と重なります。
一雨降ると一気にたけのこが顔を出すといった感じです。たけのこの成長スピードは、日一日と大きくなりますので、食べごろを逃さぬようこの時期は、竹林に週に何度か足を運びます。
2023年は、昨年度よりか雨が降っているせいか出始めも早く多く取れています。
春の旬食材!たけのこ、成長著しいエネルギーをこの時期味わいましょう。
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