6月になると梅の実の収穫し梅干しや梅シロップ、梅酒などを作って楽しみますが、
Q.おばあちゃん、ご近所からもらった自家製梅干しや梅、斑点がついて見栄えが良くないの、なぜ?
Q.自宅の梅の木、実を収穫していると、実に斑点、木にはびっしり虫や毛虫、なぜ?
そんな疑問にお答えします。
梅の実の消毒の必要性と時期
梅の収穫時期になると
梅の木にびっしり毛虫やアブラムシがいた ⇒ 害虫
梅の実に黒い斑点(黒星病)・シミのよう(すす病)になっている ⇒ 菌の病気
これは、急に問題が起きたのではなく、手を入れないで自然にしておくとなります。
梅の見かけは悪いですが、食べられますのでご安心を。
では、綺麗な実を守るには、どうしたらよいか ⇒ 農薬を使った消毒が必要です。
せっかく手作りするなら、綺麗な梅で作りたいですよね。
でも、農薬使うのも、ちょっと大丈夫かな?心配。
近所の梅を販売している農家さんに聞きました。
近所の農家さんは、2回、4月5月に殺菌・殺虫の消毒をするという回答でした。
農薬の散布です。正しい知識で行うことが大切です。
できれば、農薬使用は、控えめ必要最低限で済ませたいですよね。
梅の農薬の購入は、ホームセンターやネットで購入できます。
出荷される基準はどのへんなのか考慮しつつ、農薬の使用ラベル表示もしっかり確認しながら行いましょう。
梅の病害虫の防除時期、方法についての記述がありましたので参考にしてください。
我が家の昨年は、殺菌の消毒を4月に1度だけ行いました。
トップジンⅯ水和剤で1回だけ散布を行いましたが、黒星病の斑点は見受けられ、殺虫消毒はしなかったので、虫たちにもお会いしました💦💦💦
ちょっと見た目の悪い梅干しもたくさんできました。
前年度を踏まえて、2023年我が家は、2回の散布をする予定です。
まず1回目の消毒を行いました。
梅の様子は、若葉が日に日に大きくなりつつ、小さな梅の実がなっています。
トップジンⅯ水和剤 1500倍とスミチオン乳剤 2000倍で薄めて散布しました。
消毒剤の選定、時期、希釈倍率、散布方法、散布量をきちんと把握しましょう。
・農薬の使用には、安全使用上の注意事項をよく読んで守ることが大切です。
・作業を行う日は、風があまり強くない日を選びましょう。
・人が周りにいないことを確認しましょう。
・近隣に薬が飛び散らない、迷惑を掛けない様に注意しましょう。
・自分に散布しないような、肌を露出しない服装、帽子、マスク、眼鏡などをしましょう。
・残った薬剤の保管も、安全を考慮して行いましょう。
散布するのにコロナ対策用フェースシールドをしました。
除草剤散布など活躍してます。
梅の消毒 まとめ
おばあちゃんが漬けた梅干しのような、自家製梅干し、お店で売っているようなきれいな梅じゃないな?と思ったりしますよね。
これは、自然だからできる、病気だったり虫の仕業だったりします。
きれいな梅にするには、病原菌や防虫の対策、農薬散布が必要です。
適時、適量、安全な使用上の注意を守りながら、農薬散布しましょう。
そして、収穫期、梅に斑点があっても、それは、過度な農薬を使っていない証とも言えます。
梅の収穫を楽しみにしつつ、梅の木の様子を見ていきましょう。
収穫後の楽しみな梅仕事記事は、
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